野沢工務店

野沢工務店は股旅社中という家具デザイナーと工務店と住まいに関するメーカーが協働して新しい家づくりに取り組む活動に参加しています。

股旅デザイン競技会というのは　股旅社中のメンバー工務店の全スタッフを対象とした、デザインコンペティションで年に一度開催されます。
会の理念の一つであるメンバー同士の「相互鍛錬」の一環として、
家具や造作に関するプロセスの理解を深め、日々の設計に活かせるデザイン力の向上を目的として企画されました。

第６回の今回のデザインテーマは、「食にまつわる家具・道具」
10月18日に鹿児島で開催されます。



吊るすテーブルの試作品です。

揺れるテーブルに物を固定するための穴を開けるという時に家具デザイナーの村澤さんから物の大きさ、サイズのはそれぞれの理由があるということを教えていただきました。
例えばお茶碗は人が手で作った丸に近いサイズで作られているとか。

一つ一つの形、サイズの理由を知っておくと家具だけでなく家の設計にも活かせるので毎回とても勉強になります。

9月12日現在の現状。　テーブルの素材はどれがいいのか。形状はどうしたら使いやすいか。考えることは尽きませんが野沢工務店のスタッフみんなで詰めていけることが楽しくなってきました。

強度や吊し方のアドバイスをいただき、社内で改良して１ヶ月後の競技会に臨みます。

最近、設計の吉川さんがはまっている手作りコーヒーゼリーとドーナツを持ってきてくれました。
こんなお菓子やお茶も吊るす家具で庭を見ながら食べれたら最高だろうなぁ〜